1914年(大正3年) 白秋29歳の頃の作品集。 白秋みずからが描いた、この本の挿し絵には、エロスと仏の世界 が交差する、さまざまな不思議なイメージであふれています。 この作品には愛欲の日々に埋没し、己の心の闇を凝視しつつ葛藤する、白秋の魂の慟哭が塗り込められています。人間の業を極限まで見据えることで、また新たなる境地を、切り開いた作品です。
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